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田原健一という最高に地味で個性的なMr.Childrenのギタリスト

カテゴリ:  アーティスト  

Mr.Childrenというバンドの名前を知っている人は日本では非常に多いでしょう。
そして、そんなMr.Childrenというバンドのボーカルである桜井和寿という名前を知っている人もそれに近づくくらい多いでしょう。
しかし、そんなミスチルが好きな人であれ、ボーカルの桜井和寿さん以外のメンバーの名前を知らない人というのは、決して少なくないと思います。 今回はそんなMr.Childrenのギタリストについてのお話です。

ボーカル以外知らないのは当たり前?

バンドというのは、ボーカルが主役であり花形になるものです。
ボーカル=そのバンドそのものとも言えるほどの存在とも言えます。
そのため、好きなバンドであっても他のメンバーの名前を知らないことは別に珍しくもない当たり前みたいな話です。

しかし、その中でもギタリストというのは、意外と知名度が高くなることがあります。
B'zの松本さんやL'Arc-en-CielのKenさん、X JAPANのhideさんなど多くの人に知られている人もいます。
ミスチルも、そんな偉大なバンドに十分過ぎるくらいに匹敵するバンドでありながら彼の名前-そう、田原健一さんの名前はいろいろな人と話していても知らないとことも多かったりします。

田原健一さんとはどんな人?

Mr.Childrenのギタリスト、田原健一さんは福岡県で生まれ、東京都で育ったようですが、ボーカルの桜井和寿さんとは高校時代からの仲のようです。
外見からの印象通り、彼は基本的にとても寡黙な性格のようです。

目立ったギターソロを取り入れない地味スタイル

Mr.Childrenの曲ではギターソロが無い曲かとても多いです。
そして、ギターソロ以外でもエレキギターが強調して目立っているシーンは正直少ないです。

早弾きがあるでもなく、歪ませてガツンと来る刻みがある訳でもなく、アルペジオを弾いたり、単音やバッキングなどを散りばめて弾くスタイルが主体です。
つまりは一言で言えば、地味ということになります。

ポップスにおいて、派手=○、地味=×ではない

しかし、田原健一さんを始めとするポップスに重きを置くアーティストのギターであれば、地味というのはある意味で褒め言葉かもしれません。
ギターが目立つ状況というのは、早弾きを駆使したギターソロを弾いたり、ギターの音量が相対的に大きく、ガツガツと自己主張をする場合が考えられます。

ドラム、ベース、エレキギターというバンドアンサンブルの構成であれば、音圧や伴奏のバリエーションの面からもそれも効果的です。
しかし、ピアノやストリングス、ブラスなど他の楽器があるポップスではその自己主張はハーモニーを台無しにすることも考えられます。

繊細で楽曲の色を引き立たせるギター

田原健一さんのギターに分かりやすい凄みは感じられないかもしれません。
しかし、ピアノやストリングスの邪魔をせず、見事に融和する繊細なプレイは楽曲の色と、ボーカルの感情をより引き立たせていると思います。

ミスチルらしさを鮮明にしている重要なピース

ギターというのはバンドの世界観を明確に表現したり、バンドの色を決める重要なパートです。
一見、地味であまり目立つわけでもない田原さんのギターは、ぱっと見でそんなに大きな存在ではないように思う人もいるかもしれません。
しかし、他の楽器と連携しながら繊細なサウンドを創るそのセンスは、非常に個性的であると自分は強く感じています。

桜井和寿さんという圧倒的な存在感のボーカルがあり、そこに田原さんのギターが絡むことがMr.Childrenのオリジナリティであり、ミスチルらしさそのものなのではないでしょうか?
ミスチルというバンドがここまで世間に受け入れられて、愛されているのは桜井さんを中心に他のメンバーの魅力によるものであることはもちろんその通りです。
しかし、田原健一さんという最高のギタリストがいたからこそ、確固たるオリジナリティが生まれ、現在の立ち位置を築くにいたったのではないかと、同じギタリストという目線で見て、そんな風に思っていたりします。



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