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握手券はなぜ直売せずにCD特典として売るのか?

握手券はなぜ直売せずにCD特典として売るのか?
カテゴリ:  音楽ネタ   アイドル  

AKBグループなどを中心に販売している、CDに特典として握手券がついている、通称「握手券CD」というのがあります。
握手券を目当てに1人で数枚、多い人で何十枚・何百枚と大人買いする人もいます。
それならば握手券のみを直売した方が、原価も安くなり儲けも大きくなりそうですが、なぜ握手券として直売しないのかを考えてみます。

法律的な壁?

握手券を直売しない理由の大きな一つは、法律的な壁があるからではないでしょうか。
未成年も所属するようなグループで、不特定多数の相手に対して、身体的接触をすることを目的とした握手券を販売してしまうと、風営法などの法律にひっかかる可能性はあります。

しかし、あくまでCDを買ってくれたお客さんに、感謝の意味をこめて握手をするキャンペーンという名目にすることで、違法行為や規制の対象にならないようにしているのです。
確かにグレーゾーンとも言えるかもしれませんが、日本の法律は明らかなブラックでなければ、対処することが出来ません。
そのため、握手券CDを規制する法律や条令が整備されなければ、大々的に握手会というものを行うことが出来ます。

オマケだからこそ出来る言い訳

また、CDの特典ということでサービス提供義務が発生しないことも重要なポイントです。
握手券CDというのは、他のCDと同様の価格で販売されており、握手の分の金額が上乗せされていることは明示されていません。
あくまで売上の中から会場を借りて、警備員などのスタッフを雇い、対応しているというある意味で企業側の拡販キャンペーンの1つとも言えます。
そのため、必ずしも握手をさせる義務があるわけではないので、体調不良などによる欠席が合った場合でも補償などの必要性がないのです。

音楽グループとしてあり方

また、これは概念的なものかもしれませんが、アイドルグループというのは、音楽・歌をメインとして活動しているパターンが多いです。
握手券を拡販手段とするにしても、やはりメインの商品は音楽CDとすることで、音楽グループとしての証明という意味もあるのではないでしょうか。
それに音楽グループのメイン商材は音楽CD・音源配信かライブによるものであり、特典という拡販スタイルを考えてば、音楽CDとの相性が非常に良いというのもポイントですね。

握手券CDの是非

握手券CDに対しての世間の風当たりは強いのですが、CDの販売が振るわなくなって久しいです。
というよりもCDで音楽を売るという構造自体がすでに限界が来ている中、販売を伸ばす手法を生み出したという点では評価されるべきではないかなと個人的には思います。

握手券などの特典CDが出始めたことにより、CDというのは音楽を買うというよりもアーティストへの応援・お布施が大きなウエイトを占めるようになってきたように思えます。
しかし、インターネットやスマートフォンの発展で簡単に音楽が入手できるようになった現在では、音楽CDが生き残る一つの道を示したとも言えます。

また握手券CD自体は、他のCDと同価格で売られているため、買う人も売る人も損している訳でも被害者がいるわけでもありません。
それどころか、大きなイベントスペースを借りて、雇用を生み出し、小さくない経済効果を生み出しているのも事実です。
いうなれば、プロ野球チップスなどの大人版と思えば、「好きな人は買えばよいし、そうでない人は買わなければよい」・・・ただそれだけの話であり、わざわざ周りの人が叩くほどのものではないと個人的には思うのです。



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