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だから僕はベストアルバムが嫌いだ

だから僕はベストアルバムが嫌いだ
カテゴリ:  音楽ネタ  

世の中にはベストアルバムという便利なアイテムがあります。 アーティストが長い間活動してきた中で生み出した傑作達を集め、一枚のディスク(複数枚かもしれませんが)に収め、それを世に送り出しています。 言うなればそれを聴けば、そのアーティストの半生を体感できる優れものです。

良曲揃いのお買い得パック

当然、ベストというのですから、売り上げ枚数が多かったり、話題になったシングル曲であったり、ファンから人気の曲だったり、アーティストがとても気に入っている曲などがたくさん詰まった名曲揃いのお買い得パックです。 これを聴かない手はありません。 しかし、自分はベストアルバムを聴いてもいつも後悔ばかりで、満足したことがありません。

売れ筋曲はおなか一杯

ベストアルバムは確かに名曲揃いですが、アーティストの長い活動の中でのピックアップをかいつまんでまとめたものです。 また、ベストアルバムはシングル曲がメインとなることが普通であり、売れ筋の楽曲というのは展開や雰囲気などが一般向けに作られる傾向にあります。 そのため、通して聴くにはメリハリや連動性が足らず、途中でおなか一杯で胸やけがしてしまいます。 もちろん、どれも曲としては良い・・・ということが多いのですが。。

アルバムはフルコースであってほしい

自分の中で、アルバムというのは、きっちりとしたテーマ・コンセプトが屋台骨としてあり、その上で曲順や曲の構成を練り込んでいくものであってほしいと思っています。 言うならば、前菜から始まりスープ、メイン、デザートというように、流れをきちんと考えたフルコースということです。

その中では、曲のつなぎを工夫したり、いわゆる捨て曲も必要かもしれません。 アルバムの作りがしっかりしていると、曲単体でのクオリティや、満足感はシングル曲などの著名な曲には劣ったとしてもアルバムを通して聴くことで、より魅力的な存在となり、そのアーティストのことをもっと好きになれるのだと思います。



アルバム曲には波がある

通常、アルバム曲の平均的なクオリティは、シングル曲や有名な曲には劣るものです。 これは手抜きというわけではなく、シングル曲などはより多くの人に気に入ってもらうためにも間口を広く作るのです。 アルバム曲では複数の曲で一枚のパッケージングですので、より思い切ったことが出来るものと考えています。 それ故に、曲に対する好感度に波があり、ハマる人にはハマるけど、多くの人はハマらないという現象が起きやすいです。

しかし、ベストアルバムから入った場合は、最初に代表曲や人気曲を聴いてしまうため、他のアルバムを聴くのがかったるくなってしまいます。 だから自分はベストアルバムからは聴かないようにしていますし、一度ベストアルバムから聴いてしまったアーティストにはそれ以上の興味はなくなってしまうのです。

アーティストという一枚のアルバムを聴こう

最後に、自分が推したいアーティストの曲の聴き方を紹介したいと思います。 アーティストは時間の経過と共に、変化・成長して幾多の曲を生み出していきます。 これは言うならば、アーティストという名の壮大なアルバムが存在していることでもあるのです。

アーティストの軌跡を味わいながら聴くことで、よりそのアーティストの魅力やアイデンティティに深く没頭できるものと思います。 そのため、そのアーティストの最初のアルバムから順に聴く、または逆に最新のアルバムから遡って聴いてみてください。 きっと、長い年月を歩んできたアーティストの足跡が確かに感じられ、そこが自分の音楽観とシンクロすればそのアーティストの魅力をより実感することが出来ます。




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