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新曲・新ジャンルだから良い音楽というわけではない

新曲・新ジャンルだから良い音楽というわけではない
カテゴリ:  音楽ネタ   音楽のジャンル  

音楽を聴く立場であっても、提供する立場であっても、その人の中の音楽というのは常に動いています。 自分にとっての音楽が増えることはあっても、減ることはないです。 だからこそ、音楽というのは常に新曲・新ジャンルというものが求められてきました。

エンターテイメントとしての音楽

エンターテイメントという視点で見た場合、音楽とは常に新しく刺激的な未知との出会いでなくてはなりません。 今までに聴いたことのないメロディー、音色、展開、ジャンル、世界観の音楽に触れることで新しい発見があり、驚きがあり、それが「音を楽しむ」ということになるのです。

人と音楽の距離感は様々

一方で、音楽というのはエンターテイメントとしてのみ存在しているわけではありません。 ある人にとっては生きがいであったり、ある人にとっては趣味であったり、ただのBGMであったり、、、そして、その一人ひとりの中でさえ、暇つぶしになったり、つらい時に励まされたり、楽しいドライブのパートナーだったりします。

「新しい=素晴らしい」ではない

家電製品などは新しい製品の方が、高性能で品質も安定していて、安くて・・・とある意味、新しいことが正義なところはあります。 では音楽はどうでしょうか? おそらく多くの人が「まさしくその通りだ!」とは思わないのではないでしょうか。 音楽は生活必需品ではなく、嗜好品や芸術品という意味合いが非常に強いため(当たり前ですが)、新しいものが素晴らしいとは限らないものです。

音というのは12種類しかない

音楽を構成しているもののうち、非常に大きなウエイトを占めるのがメロディーです。 多くの人々が、多くの曲で、「その曲だ!」と認識しているのは、メロディーだと思います。 たとえば、ある曲のドラムだけ持ってきても曲の識別は難しくても、メロディだけの場合は「あ、この曲だ!」となるものでしょう。

メロディというのは基本的にドからシまでの12種類の音とリズムの組み合わせで作られています。 そのため、車や家電のように、どんどんと新しい技術が出てくるものではないのです。 それでもある程度の流行というのはあるでしょうが、それもあくまで組み合わせの流行とも言えます。



昔はよかった説

音楽においては「昔はよかった」という方が多いのではないでしょうか。 自分も今のミュージックシーンよりも、1990年代から2000年代の音楽が印象に残っていますし、当時の方がよい曲が多かったという想いがあります。 ・・・確かに昔は音楽業界には大きなお金が動いていて、しっかりとお金をかけられたし、アーティストも今ほどは使い捨て文化ではなかったというのもあるのかもしれませんが、一番大切なことは「音楽と記憶が結びついていること」だと思います。

感性というのは、10代~20代前半といった若い時に最も研ぎ澄まされていることが多いですし、人生の主人公がもっとも「自分」である時です。 その時にした様々な新鮮な経験と、魅力的な音楽とが脳にしっかりと結びつき、思い出補正もあって「あの時の音楽はよかった」という結論に達している面も決して否定できません。 きっと、今の若い人たちも何十年後かには「昔の音楽はよかったなぁ」と言っていることでしょう。

結局は、新しい音楽の質次第

新しい音楽というのは未知との出会いという刺激である一方、流行のような一過性のものであるという一面があります。 何年前かに流行ったファッションを、お笑いを、流行語を覚えているでしょうか? そしてそれは今見ても魅力的なものでしょうか?

本当に良い音楽、自分が気に入った音楽というのはいつまでも色褪せないものですし、レトロな雰囲気であってもそれすらも愛しいというものだと思います。 だから新しい・古いに関係なく、良い音楽は良いということになります。 新しいジャンル・新しい曲というものを否定するつもりは全くありませんが、真新しさのみを追いかけ、音楽の本質への追求を忘れることがないようにしたいものですね。




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タグ:  音楽の懐古主義  






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