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バンドや作曲はセンス・才能があるもの勝ちなのか?

バンドや作曲はセンス・才能があるもの勝ちなのか?
カテゴリ:  バンド   作曲・アレンジ   音楽ネタ  

作曲やバンドにはセンスや才能が必要なのかという問いかけは多くのところでされています。
今回はそのテーマについて完全プロ志向とアマチュア志向という2つの目線から自分なりに考えてみます。

音楽における才能とは何だろうか?

バンドや作曲において才能が必要かどうか考えるには、まず音楽における才能とは何かを考える必要があると思います。
ここで、自分が好きなアーティストや、才能があるバンドを思い浮かべてみてください。 そして何故そう思うのかを考えてみてください。

「曲が好き」「声が好き」「個性的な世界観が好き」「ルックスが好き」「人柄が好き」「ジャンルが好き」「楽器隊の演奏が好き」・・・など様々な要因から複数の理由が挙がるものと思います。
アーティスト側から表現する言葉としては「発想力、ひらめき」「音作り」「リズム感」といったものもありますね。
そうした中で才能やセンスと言っても2つのものに区別されることに気づきます。

声や容姿は先天性、それ以外は後天性

それは生まれ持ったものでどうしようもない先天性、そして生まれた後に開花する後天性の才能です。
前者には、声や容姿など人間という素材で決まってしまう才能であり、こればかりは自分の努力だけではどうしても越えられない壁となってしまうものでもあります。
しかし、後天性のセンスというものは、自分の努力次第やふとしたきっかけで開花する可能性が十分にあります。

完全プロ志向の場合

いわゆる「バンド・アーティストとしてプロで飯を食う」という場合には、非常にシビアな話ではありますが、先天性の才能が問われる比重が大きくなります。
特にボーカルの場合は、容姿や声質というものが非常に重要視されます。

これは競争の世界であれば仕方のないこととも言えます。
常に次のスターの座を死に物狂いで狙っている他のバンドがたくさん溢れている訳で、みんながみんなしのぎを削っているのであれば、演奏技術やオリジナリティのレベルというのは高い次元で平均化されます。
その中で飛びぬけていけるのは、お客さんを魅了する声、容姿(特に声)という武器を持ったアーティストが有利というのは当然とも言えます。

アマチュア志向の場合

一方でアマチュア志向のバンドの場合は、それほど先天性のものは重視されません。
もともと音楽を仕事にするという張りつめたモチベーションの中で音楽をしていないということもありますが、各アーティスト間のレベル差が激しいため、努力や技術で高いレベルに抜け出すことは十分に可能だからです。

また、CDのようなクリアなサウンドを提供することが少ないアマチュアアーティストにおいては、ライブがアーティストとしての音楽を提供する場所になりますが、ライブハウスというのはその性質上、明らかにクリアな音質を提供することが出来ないのも理由です。

ウサギより亀になろう

才能やセンスというものを生まれ持った人というのは脚光を浴びるという点で確かに有利な面は大きいです。
しかし、人間というのはそれに甘えたりすがったりしてしまう生き物です。
才能やセンスは努力で磨き上げていかなければ、有効活用できません。

また、音楽には相性というものが非常に大きな意味を持っています。
今の自分がやっている音楽には、自分の才能がフィットしなかったとしても、別の音楽にシフトすることで自分の魅力を最大限に活かせるということがあります。
現時点で才能がないと悩んでいる人でも、努力を重ねて、自分に合う音楽を追求し続けることで、自分の能力が開花する可能性は十二分にあります。

今、第一線で活動されているアーティストの方というのは、もちろん才能にも恵まれているのでしょうが、それに加えて努力や思考を積み重ねてきているはずです。
最初から光り輝く才能を持ったウサギよりも、様々な経験を経て、自分という音楽を開花させた亀の方が明らかに、骨太な強さを持ったアーティストになれると思いますので、自分の才能を信じて、頑張りましょう。



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