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音楽配信定額サービスは本当にお得なのか?

音楽配信定額サービスは本当にお得なのか?
カテゴリ:  ポップス   音楽ネタ   スマホと音楽  

最近は音楽配信が普及したこともあり、定額聴き放題の音楽配信サービスが増えています。
毎月決まった金額を支払うことで
サービスによって差はありますが、いずれも月額1,000円程度の価格で数万を軽く超える膨大な数の楽曲を聴くことの出来る機会を手にすることができます。
そこで今回は音楽配信定額サービスは果たしてお得なのかを考えて見ます。

まずは各サービスをざっと紹介

結論から先に申し上げると、圧倒的にお得なケースと、そうでないケースに分かれますが、その理由を掘り下げていきたいと思います。
音楽配信サービスがお得かどうかを判断するためには、まずはそのサービスの内容を把握する必要がありますね。
googleやApple、レコチョクなどさまざまな企業がサービスを展開しています。

サービス 収録曲数 月額料金
Apple Music 数百万曲*1 980円/月
Google Play Music 4,000万曲以上 980円/月
Amazon Prime Music 100万曲以上 3,900円/年*2
LINE MUSIC 2,400万曲以上 960円/月*3
レコチョク BEST 500万曲以上 980円/月
AWA 3,000万曲以上 960円/月

*1・・・サイト上に記載がないため、「【調査】Apple Musicの各国の収録曲数について」のサイト様より引用
*2・・・Amazonプライム会員の年会費
*3・・・学割プランあり
*4・・・税込み/税抜きは表記しておりません
*5・・・本表は2017年3月中旬時点のものです

月額1,000円程度に集中

国内で展開されている大手サービスを集めたこともあるかもしれませんが、月額1,000円弱で見事に統一されています。
サービスによってアーティストの偏りがあったり、機能に差異はあれど、大体の傾向は同じです。
そのため、使ってみた使用感や、コンテンツやアーティストのラインナップで判断してみるのが良いでしょう。
ほとんどのサービスで30日無料キャンペーンがあります。

量という視点で見れば、圧倒的なコストパフォーマンス

サービスを評価する基準はさまざまありますが、1番数値化しやすく公正な基準というのが、やはりコンテンツの量でしょう。
いずれのサービスにおいても膨大な数の楽曲を備えていますので、1曲あたりの単価は非常に低くなります。
たとえばサービスに登録されている楽曲を全て1ヶ月で聴いてみる場合(物理的には不可能ですが)、1番曲数が多い「Google Play Music」のサービスで0.00002円となります。

また1曲5分として毎日1時間聴くと試算してみると、30日の月であれば、360曲聴ける計算になり、1曲あたりの価格は2.77円と単価はもの凄く下がっていることが分かります。
仮にTSUTAYAでのCD5枚レンタルで1,000円のサービスを利用したとすれば、CD一枚に12曲収録と仮定すると、12×5=60曲となり、1曲あたりの価格は16.66円となり、実に約6倍のコストがかかっていることになります。

音楽配信定額サービスはパッケージ商品

一方、ラインナップの質について見てみたいと思います。
自分はGoogle Play Musicを利用しており、4,000万曲収録されているとの触れ込みですが、そのラインナップが自分の求めているものでなければ、満足度は上がりません。
4,000万曲収録されているといっても、自分の好きなMr.Childrenやaikoといったアーティストの楽曲は収録されていません。

そのため、サービスと自分の好きなアーティスト・ジャンルとの相性が重要ということになります。
音楽配信定額サービスというのは、すでに収録される曲は決まっているパッケージ商品ですから、そういう面での制限があるのは仕方のないことであり、自分の好みに合うサービスを探す必要があります。

音楽配信定額サービスのお得な使い方

音楽配信定額サービスが非常にお得になるケースというのは下記のようなケースです。

・自分の好きなアーティスト・ジャンルが揃っている
・未知のアーティストやジャンルを広く開拓したい
・常に新しい音楽を聴きたい

Google Play Musicでは、シーンやカテゴリ、最新作といった風にプレイリストがいくつも用意されており、BGMやラジオのような使い方も出来ますし、自分が今まで知らなかった領域に簡単にアクセスすることが出来ます。
そのため、今まで自分が知らない・聴いたことがなかったアーティストやジャンルを開拓したいという方には、豊富な曲数を定額で聴くことが出来るというのは、圧倒的にお得と言えます。

また、サービスを利用し続けることで、収録曲が随時アップデートされていきますので、常に新しい音楽シーンにアクセスすることに対して手間がかからないというのも大きなメリットです。

音楽配信定額サービスの損な使い方

一方、音楽配信定額サービスを使うことでのメリットがあまりないケースというのが下記の通りです。

・聴きたいアーティストが明確
・音楽を普段、あまり聴かない

先ほど前述したように、音楽配信定額サービスは収録曲やアーティストの傾向がある程度サービスごとに決まっており、自分が聴きたいアーティストが収録されていないこともあります。
そのため、自分が聴きたいアーティストが明確に決まっていて、かつそれが収録されていない場合は、サービスを利用する意義があまりありません。
それであれば、都度配信音源を購入するか、CDレンタルして端末にインポートする方が良いでしょう。

また、聴いても聴かなくても月額の料金がかかりますから、普段あまり音楽を聴かないのであれば、1曲あたりの単価が上がってしまいますから、定額サービスの恩恵をあまり受けられません。

自分の音楽との距離感次第

結局、膨大な楽曲を収録している音楽配信定額サービスであっても、自分が音楽に求めるもの、距離感次第で損得は変わってくるということです。
音楽を聴く行為が普段の生活に組み込まれている人にとっては、大変お得なサービスですが、そうでない人には不向きなサービスと言えます。

とはいえ、音楽配信定額サービスを使ってみることで音楽が日常の中に定着していくかもしれません。
お試し無料期間もありますので、一度使ってみるのも悪くないと思います。



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