HOME  >  配信サイトの発展に伴う音楽の多様化・自由化の功罪【後編】

本ページはプロモーションが含まれています。

配信サイトの発展に伴う音楽の多様化・自由化の功罪【後編】

配信サイトの発展に伴う音楽の多様化・自由化の功罪【後編】
カテゴリ:  音楽ネタ   スマホと音楽  

配信サイトの発展に伴う音楽の多様化・自由化の功罪【前編】では、音楽業界の広がりについてポジティブな点ばかりを挙げてきましたが、後編となる今回は、莫大な曲数によることで起きやすい問題など、一部ネガティブにも感じられる点について触れていきたいと思います。

天才が増えればバカも増える

楽曲やアーティストが増えるということは、それだけ天才も増えますが、それ以上にバカも増えるのです。
バカというと語弊がありますが、クオリティが高くない、または自分にとって好きになれない楽曲・アーティストが増えるということです。
「バカと天才と紙一重」という言葉がありますが、音楽に限ってはそれは当てはまらないと思います。

音楽には感性溢れる芸術性と、熱烈なスピリットが非常に大切です。
ただ奇をてらって、今までにない楽曲を作り出そうとするのと、オリジナリティに溢れたひらめきで新しい音楽を創造するのではクオリティの差は歴然です。

昔はアーティストの数も少なく、絞り込まれたものだけがCDの販売ルートに乗ることが出来ました。ある意味で選ばれたものが作った音楽だけが流通していたと思います。
楽曲の配信ハードルが下がることで、天才と巡り合う前に平凡な楽曲に多大な時間を使ってしまうことも日常茶飯事となってしまったことは、ある意味悲劇なのかもしれません。

音楽は進化しても、人は進化できない

一番のポイントは、人間・時間というものは進歩することが出来ないということです。
楽曲がものすごいスピードで増えていくのに対し、私たち人間が1日に聴くことの出来る曲数・時間というのは限られています。
ポータブル機器の進歩により、多少は増えたとは思いますが、1日は24時間しかなく、ずっと音楽を聴いていられる訳ではありません。
実質、通勤・通学時や、家でリラックスしている時間程度しか聴くことが出来ません。

平日に4時間、土日に6時間音楽を聴くとして、1曲が平均4分だとするならば、60曲×5+90曲×2=480曲となります。
一年間が52週あるとしたら、年間で24,960曲を聴くことが出来ます。
それを60年続けていたとしたら、生涯で1,497,600曲に上ります。
これで上述したiTunesストアの楽曲のうち、3%ほどを網羅できる計算になります。

とはいえ、音楽をここまで聴く人というのはさすがにいないでしょうし、耳や精神面に大きすぎる負担をかけることになります。
1曲を1回しか聴かないのであれば、音楽を味わっているとは到底思えません。世界で配信されている楽曲のほとんどの楽曲に出会うことはないということになります。
せっかく楽曲が増えたとしても、全部を楽しむことは出来ませんし、良い曲と巡り合う・探し出すことも非常に大変になるというのはなんだか切ない気持ちもあります。

ネット社会の今だからこそ”生”の音楽仲間を作ろう

限られた曲数しか聴くことが出来ないからこそ、自分にとってのお気に入りの楽曲と出会える精度を高めていくことが大切なのかもしれません。
そこで重要なことが、「自分の好みを知っている」音楽仲間を作ることです。
ネット上で誰かが書いたレビューよりも、自分と熱く音楽を語り合える仲間のススメの方が、断然充てになるものですし、一緒に好きな音楽を見つけていくという過程も楽しいです。
インターネットが発達し、デジタル上のコミュニケーションが増えた今だからこそ、リアルの出会いやつながりを大切にして、音楽を楽しんでいくのが良いと思います。



このエントリーをはてなブックマークに追加
タグ:  音楽配信  



同じカテゴリの記事一覧

カテゴリ:  音楽ネタ   スマホと音楽  

コメント

[+]コメントする

*・・・必須項目
お名前:
コメント(300文字以内)*

※コメントの入力文字数は300文字までです。
※コメント投稿の際は注意事項に同意したものとみなします。




最新記事

人気のある記事

カテゴリ

タグ




提携リンク

理結とハルさんのバンド入門講座
【理結とハルさんのバンド入門講座】






▲ページトップへ