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カッコイイ洋楽！ダサイ邦楽！と言われる理由とは？

カテゴリ：ポップス

邦楽と洋楽、何かと比べられることは多いです。
邦楽とはJポップを中心とした日本で生まれた音楽であり、洋楽は海外で生まれた音楽です。
ギョーカイ用語として邦楽は、日本の伝統音楽は含まないらしく、音楽談義で出てくる邦楽は主にこちらですね。

洋楽はカッコイイ！邦楽はダサイ！

比較されることの多い両者ですが、「洋楽はカッコイイ！邦楽はダサイ！」はあっても「邦楽はカッコイイ！洋楽はダサイ！」というのはほとんどありませんね。
まぁ、これは音楽に限った話ではなく、芸術やゲームといったエンターテイメントはもちろん、車などの文化、さらには政治などにおいても「海外の先進国は○○。それに対して日本は△△」といったように「欧米・海外は良い！日本はダメ！」という風潮があります。

なぜ邦楽はダメなのか？

なぜ日本人は日本で生まれた音楽を否定し、海外で生まれた音楽を尊ぶのでしょうか。
自分が思うに、「日本人の自虐心」と「ロックのルーツは海外」という２つの意識があるのではないかと思います。

日本人の自虐心

日本人は自虐的です。
音楽はもちろん、歴史や政治、文化やライフスタイルなど欧米などの海外のものには憧れを抱き、「それなのに日本は・・・」とため息を漏らす習性があるようです。
（この習性が長い歴史の中で作られてきたのか、メディアなどの印象操作によって作られてきたのかといった議論をするブログではないので、ここでは触れませんが、、、）
それによって日本の音楽は欧米には敵わないという意識を作っているのかもしれません。

しかし、これはとてももったいないことだと思います。
日本は世界有数の経済大国であり、治安もよく、清潔で礼儀正しく、外国人観光客も非常に多く、「日本はクールだ！」という感想もよく見聞きします。
そして、何より誇るべき独自の文化がたくさんあるのです。
ナショナリズムを煽る訳ではありませんが、もっと日本というものに自信を持っていきたいと自分は思っています。

ロックのルーツは海外

the beatles(ビートルズ)などのアーティストが現在のロックをはじめとする音楽のルーツを作ったというのはあると思います。
これは紛れもない事実ですし、日本で流行り出したロックも海外のものを輸入してきたものが始まりかもしれません。
そういう意味で欧米はロックの本場とも言えるのではないでしょうか。

洋楽の持つ異文化感

また洋楽には邦楽にはない魅力があるのは事実です。
異なる気候や文化、歴史の元で生まれた音楽というのは、日本人にとっては馴染みのないものです。
そんな音楽の異文化感は、邦楽を聴いて育った自分達には新鮮で眩しく映るのかもしれませんね。

邦楽は日本人には合っている

しかし、邦楽には洋楽に負けない大きな良さがあるのです。
それは「日本で作られている」ということです。
音楽には文化や気候、歴史といったさまざまな背景が大きな意味を持ち、「日本」というDNAの集合体が音やメロディーとなって表れるため、日本人には邦楽が心にフィットするのです。

フラットな視点を持ちたい

ここまでで洋楽と邦楽の関係性やそれぞれの魅力を紹介してきましたが、今回の記事で伝えたい本質は「どちらが優れているか」ではなく「どちらも優れている」ということです。むしろ「どちらも」という表現すらもどかしいです。
洋楽だろうが邦楽だろうが、音楽は音楽であり、良い曲もあれば良くない曲もあります。
曲を聴く前段階で音楽を区別してしまうことは、音楽の楽しみを濁らせてしまうと思います。

自分はビートルズやアヴリルラヴィーンなどで好きな曲がいっぱいありますし、ミスチルやいきものががり、BUMP OF CHICKENなどで好きな曲もいっぱいあります。
どちらかというと邦楽に好みの曲が多いと思いますが、それでも洋楽も大好きです。
何かを否定して物事を楽しむよりも、視野を広くもってよりよい音楽を見つけていきたいものです。

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