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これぞJPOP!というポップスの作り方

これぞJPOP!というポップスの作り方

日本の音楽シーンにおいて大きなウエイトを占めているのが、ポップス、邦楽ポップス、JPOPといったジャンルの楽曲ですね。
今回はそんなポップスにおいて、これぞポップスとも言える楽曲の作り方を考えてみたいと思います。

そもそもポップスって自由なジャンル

ポップスという音楽自体は音楽シーンにおいては大衆的な音楽のことをいうので、明確なジャンルというのがあやふやなのが実情です。
裏を返せば作曲者の自由が大きく、やりたい放題に作ってしまって「これってポップスだよ?」って言ってしまってもそれで通ってしまうのです。
とはいえ、それでは今回の話が終わってしまうので、ポップスと言われる曲の中での傾向から探っていきたいと思います。

ポップスにおける楽器構成や音色

楽器構成としては、ボーカルの他、ギター(エレキとアコギなど)、ベース、ドラムといったバンドの基本構成とも言える楽器の他、ピアノやストリングス、ブラスと言ったような楽器が加えられることが多いです。

ポップスというのは、幅広い世代、価値観を超えて多くの人に聴いてもらうというのが根底にあります。
そのため、あまりギターが全面に出て主張してくるというよりは、若者からご年配、男性女性と分け隔てなく聴きやすいように、ある種の柔らかさを持った楽曲が多いのが特徴とも言えます。

また上述したような音色が使われるため、あまりロック色の強い楽曲はあまり多くなく、ミドルテンポからちょっとゆっくりめな速さの曲が多く、ノリノリというよりは、サビの盛り上がりを大切にして聴かせる音楽という曲が多いですね。

ギターはバッキングかアルペジオ

ポップスというのはギターが目立たない曲も多いですが、やはり基本はコードバッキングとアルペジオを使い分けることです。
バッキングにおいては、盛り上がりを強調したい時はパワーコードも使いますが、基本的には普通のコードがメインです。
アルペジオはボーカルの合いの手として入れたり、演奏に音圧と空間を作るために決まったパターンを繰り返し使うとポップスらしくなります。

ドラムとベースのアレンジがキモ

個人的に思うことは、ポップスにおいて一番特徴的な点というのはドラムとベースのアレンジであると思います。
ドラムはリズムを刻むノリも大切ですが、強弱やメリハリを効かせて曲を表現することが求められますし、激しさよりもキレの良さが大切だと思います。

ベースはドラムが作り出した曲の呼吸をより鮮明にするため、ルート弾き以外にもベースならではの歌うベースラインがあると曲がとても感情的になります。
これは文章では表しづらいのですが、元々奥深いベースの世界がもっと奥深くなるジャンルだと感じています。

ポップスで大事なのは「間」

ポップスというのは、ノリや激しさといういかにも音楽的な表現より、細やかな強弱やそれぞれのパートを活かしてボーカルを最大限に魅力的に仕上げる繊細なアレンジがキモだと思っています。
それはいわゆる呼吸や間とも言える部分であり、そういう叙情的な部分が日本人の侘び寂びの文化の中で生まれ育ち、親しまれてきたのではないかと自分は考えています。



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