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「同じドアをくぐれたら」の歌詞から考える決断の意味

「同じドアをくぐれたら」の歌詞から考える決断の意味

少しマイナーかもしれませんが、BUMP OF CHICKENの曲で「同じドアをくぐれたら」という曲があります。
個人的にこの曲が大好きで、何度も何度も聴いています。
今回は、この「同じドアをくぐれたら」の歌詞の解釈から、それが教えてくれる決断の意味について考えてみます。

「同じドアをくぐれたら」とは?

「同じドアをくぐれたら」とは、BUMP OF CHICKENが2004年8月25日に販売した4枚目のアルバム「ユグドラシル」の7曲目に収録されているスローテンポの楽曲です。
アコースティックと歌の絡みから始まる全体的に静かな曲であり、バンプの楽曲で初めてマンドリンが使用されているとのことです。

この曲の歌詞の内容は一言で言えば、「決断しなければいけないことで、決断したのならもう悩むことはない」という非常に重みを持ったポジティブなメッセージです。
そして、この決断に対する苦悩や勇気が歌詞の中で描かれています。

人は決断しなければいけない時がある

人の生活というのは、変わらない日々のように見えて、絶えず変化を繰り返しています。
それは時には気づくことがないような小さな変化であったり、これからの自分の生活を変えてしまうような大きな変化のこともあり、その節目節目で人は何かを決断しなければいけない時があるのです。

それがどんなに温かく、失い難いものであり、それを失うとしても、違うものを選んで切り捨てなければいけないような厳しい決断の時があるのです。
そして、その決断というのは何を諦める・切り捨てる・失うという重たい選択を意味します。

人はより大切なものを選ぶ

同じドアをくぐれたらの歌詞の表現でとても特徴的で関心するのが「天秤が掲げた方を切り捨てる」という部分です。
普通は掲げるとか上に上げるという意味は良い意味として使われ、落ちるとか沈むという表現はあまり良い意味では使われません。

天秤というものは、重いものが沈んでいくものですが、その人自身にとって「重たいもの=大切なもの」という表現が素晴らしいです。
自分にとって重たいものというのは、自分のとって負荷にもなりますが、それだけ大きな存在とも言えるため、これはまさしく真理と言えます。

決断したのであれば、あとは進むのみ

歌詞中において、天秤が掲げた方を捨てることを「簡単な選択」と「勇敢な選択」と書かれています。
決断するということは、より大切なものを選ぶだけの簡単な行為でありますが、その決断において多くの苦悩・葛藤があり、勇気が必要なことは想像に難しくありません。
その意味でそんな簡単な選択をすることを「勇敢な選択」と表現しているのだと解釈しますし、納得出来ます。

そしてその選択に対し「いつまでも迷うことはない」という言葉で締めくくっています。
簡単ではない勇敢な決断であり、切り捨てられたものがどれだけ大きな存在だったかは十分分かるのだから、それ以上悩むことはなく、その道を突き進んでほしいと切り捨てられた方が背中を押しているのだと解釈しています。

失っても、自分の歴史には残っている

時に人は何かを切り捨てたり、切り捨てられたりします。
それで失ったものというのは、手元には残らないのかもしれませんが、自分の心や経験として歴史に残っているのです。

それだけ大切な存在がそばにあったということは、とても誇らしいことです。
だから、その涙や記憶を自分の心の中に刻み付けておくことで、前を向いて進んでいけるということを強く感じます。
そして、それを歌詞として濃密に表現する「同じドアをくぐれたら」という曲の凄さを改めて感じるのです。



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